昨日、全盲の患者を公園に放置したと言う記事について書きましたが、こういう事件も私が思う所、同じ性質だろうと言うことで取り上げます。
障害者=弱者、患者=弱者と言うことにはならないと言うことです。
障害者だから何してもいい、患者だから何してもいいと言う勘違いを無くさなければならないでしょう。
もちろん、本当に守らなければならない障害を持った方や病気の方も沢山いらっしゃるのも事実です。
ですが、全てをひとまとめにする風潮が社会をおかしくしているとは思いませんか?
院内暴力通報に逆恨み 慈恵医大病院脅迫の男逮捕
11月14日10時13分配信 産経新聞
東京慈恵会医科大付属病院(東京都港区)で「院内暴力」をふるって9月に逮捕された男が、今月4日に再び病院を訪れ、職員をナイフで脅すなどして、警視庁愛宕署に逮捕されていたことが13日、分かった。病院は「過去に警察に通報したことを逆恨みした“お礼参り”で、許すことができない」と憤っている。「院内暴力」への対処が各地の病院で問題になっているが、毅然(きぜん)とした態度への“お礼参り”が公になった例はない。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071114-00000906-san-soci
障害を持っているから医療費を踏み倒していいなんて道理はありません。
でも障害者だからと踏み倒しを差し置いて守ろうとするマスコミがおかしいと昨日書きました。
この逮捕された男は患者だからと病院でクレームをつけたり暴力を振るう頭のおかしい男です。
これは明らかな脅迫行為で逮捕されたからマスコミは事実のみを報道しているようですが、これが微妙な事実関係だったらどうだったでしょう?
そして病院側も下手に扱ってこういう馬鹿が事実を捻じ曲げてマスコミに駆け込んだらどうしようと及び腰の所もあるでしょう。
誰でもそうですが「差別だ!」と声高に叫ばれることを恐れますから。
日本はとにかく『差別』を商売にしている悪人が沢山いますから、そういうことにビクビク怯える風潮が根付いてしまっています。
そしてそういう風潮から、悪びれずに給食費を踏み倒したり、医療費を踏み倒したりする頭のおかしな連中を生み出していると私は考えます。
これからの日本がまともな社会を目指すなら、こういう勘違いした馬鹿を野放しにしない世の中にしなければならないでしょう。
そうすることで本当に救済が必要な人に対して真の援助が出来る社会になるのではないでしょうか。
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