近頃、宗教団体のこういった事件が多いような気がしますが新興宗教の場合、何を以って宗教と認定するか今一度慎重に審査するべきかと思います。
正直言って『信教の自由』と言う盾があるからと言って何をしてもいい訳ではないと言うことを理解していない自称宗教団体が多すぎるような気がするんですよね。
まずは国の法律があって、その下に『信教の自由』があるのを理解せず、自称宗教団体の勝手な教義が膨らんでこういった異常事件が発生する日本社会はいかがなものかと。
宗教法人「紀元会」幹部ら集団暴行に関与か 長野県警が捜索
10月15日9時40分配信 産経新聞
長野県小諸市荒町のすし店経営、奥野元子さん=当時(63)=がで先月25日、同市の宗教法人「紀元会」の信者に集団で暴行され、死亡した疑いが強まったとして、長野県警は15日朝、傷害致死の疑いで、紀元会の本部などの家宅捜索を開始した。幹部や信者の女性らから事情を聴いており、容疑が固まり次第逮捕する方針。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071015-00000904-san-soci
日本のこういう新興宗教の異常性って結局は信じる人間の『欲』が非常に強い特性があるせいじゃないかと思います。
大抵オカルトと結びつき(←これはマスコミの責任)、そしてその宗教を信じれば「その人にとっていいことがある」と言うことで信じこませる訳です。
そしてその人が宗教の布教活動をすれば「他の人も救うことができる」と、自分の欲深さを誤魔化し、「他人の為」と言う勝手な理由をつくる。
「自分が欲深いんじゃない、全ては世の中の人の為」と言う都合のいい解釈をするわけです。
でも実際はそうやって勧誘が成功すると、勧誘した自分の立場が団体内で昇進したりすることは自覚してるから、結局は欲深い人間こそ宗教にはまり、他人に迷惑をかけることになる。
マルチ商法なんかと仕組みは一緒です。
まぁ、宗教だから欲深くあってはならないと言う訳ではありませんけどね。
でも、そういうのってシラケるし馬鹿らしい。
偉そうに説教するお坊さんが銀座のクラブで豪遊したり、高級外車に乗ってたりする世の中です。
そういうのを見ると、改めて宗教って何?って思っちゃいます。
私としてはその人個人個人の中に自分達の祖先に対する感謝の念があれば特定の宗教に関わる必要性を感じません。
そういう『信教の自由』が一番日本人に合ってるんじゃないですかね?
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