今回の一連の騒動の大きな圧力となったのが10月2日朝日新聞の一面に掲載された『集団自決「強制」削除/沖縄11万人の抗議』だと言うことです。
もちろんテレビでも大きく報道されていましたが、『11万人』と言う数字を出してきたのが朝日新聞だったとか。
私の記憶の中にもしっかり『11万人』と言う人数が刻み付けられてしまいましたが、これが単なる主催者発表で実際には4万人強くらいの人数だったとか。
ロクに調べもせずに『11万人』と声高に叫ぶ朝日新聞はあいかわらずどこかネジが外れているようで、一人歩きした『11万人』もそのまま訂正することもせず放置。
その姿勢を見る限り意図的に『11万人』と1面に掲載したのは明らかのようですね。
悪質極まりない新聞社でこういうマスコミがいるから世の中おかしくなるのです。
教科書検定の見直し、文科相が検討表明…審議会一部公開も
10月9日11時8分配信 読売新聞
渡海文部科学相は9日の閣議後の記者会見で、沖縄戦の集団自決をめぐる教科書検定問題に関連して、「今までのやり方で良かったのかどうかを含めて検討したいと思う。変えなければいけない部分があれば変えていくのが我々の姿勢だ」と述べ、教科用図書検定調査審議会の運用など、教科書検定のあり方の見直しを検討する考えを明らかにした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071009-00000002-yom-pol
私はテレビで女子高生が「私達は真実が知りたいのです!」みたいなことを叫んでいて、とても気持ちの悪い違和感を覚えました。
こういう政治の場でわざわざ女子高生にそういうことを言わせる沖縄社会の異常さ、そして教育の場に政治を持ち込んで平気な顔をしている悪質さが鼻につきます。
『集団自決』に関しては様々な文書や話が出てきていてとてもじゃないけど「軍による強制」だけではない側面があります。
それをとにかく「日本軍が強制した」と決め付ける為に集会までして圧力をかけるのは教育でしょうか?
明らかに違う面が出てきている以上、それら両方を比較して研究していくのが教育でしょう。
確かに軍の強制だったかそうでなかったかで遺族年金が貰える貰えない等ある事情は分かります。
それに付け込んで旧社会党や過激派みたいなおかしな連中が浸透して行った事情もあるでしょう。
でもだからと言って、歴史を歪曲することはいけません。
そして教育の場に政治を持ち込むこともいけません。
こういうことを踏まえてから『集団自決』のことを考えるべきです。
そして簡単に政治介入してしまう国会議員の皆さんも少し冷静になって貰いたいですね。
いくら「政治介入」では無いと言った所で、教科書の訂正を口にした所で「政治介入」ですよ。
国会議員も票が欲しいからすぐに反応してそういうことを口にするのでしょうけど愚かすぎます。
歴史なんて一つの物証が出ただけで大きく覆るものです。
「歴史」と言う学問に真実がどれだけあるかそれを見極めるのは私達自身ですから、その真実を見極める目を鍛えないといけませんね。
一方からの大きな声だけに耳を傾けている人はいつまでも真実を知ることは出来ないでしょう。
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