なんだか53年ぶりの日本一だと言うのに落合監督の采配が前面に押し出されて祝福ムードが台無しですね。
素直に「おめでとう」と言えないんでしょうか?評論家とか言う人たちは。
確かに日本一が決まる試合での完全試合を観たいと言う率直な気持ちもあるでしょうが、それは結果論です。
完全試合にならなかった可能性も高いでしょう。
そして1点差のゲームだったら塁にランナーを出した時点で逆転され負ける可能性もあるのです。
その時は「非情だ」とか言っている人たちは手のひら返すんじゃないですか?
「完全」目前、前代未聞の継投策…落合采配に賛否
11月2日3時9分配信 読売新聞
名采配(さいはい)か、非情の采配か――。
続きはコチラ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071101-00000015-yom-spo
http://www.yomiuri.co.jp/sports/npb/news/20071101it15.htm
始めにも書きましたが、日本一が決まる試合での完全試合を観たいと言う気持ちは誰にでもあると思います。
そしてそれを観たいと大衆が口にするのも別に構わないと思います。
だってそれは全く責任を伴わない勝手な欲求ですから。
続投して打たれて負けたって「なんだよ!交代させとけば良かったのに!」と言って終わりです。
ですが、評論家やマスコミがそのレベルに落ちてしまうのはどうかと思います。
そういう低い意識レベルでの解説、自分の発言への無責任さが、今スポーツ放送の問題になっている部分の核にあるのではないでしょうか。
ボクシングの亀田問題も同じなんです。
「ファンが喜びそうなこと言ってればいいや」
そんな思い違いの意識がスポーツ放送をつまらなくするのです。
あまりドラゴンズに興味の無い人間なら「完全試合が観たい」と言うでしょう。
ですがドラゴンズファンなら一番は「優勝」のはずです。
もちろん完全試合で優勝と言うのが最高なのでしょうが、それは結果論。
事実優勝できたから言えることなのです。
だから想像できますよ。
今、落合監督の采配に文句言うような人間は打たれて優勝を逃した場合、「監督に求められるのは結果なんです」とか言って絶対手のひら返しする人間でしょう。
中日ドラゴンズの皆様、ならびに中日ドラゴンズファンの皆様53年ぶりの日本一おめでとうございます。
次はアジア一目指して頑張ってくださいね♪
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